36年間の基礎研究と23年の臨床実績

がんの転移予防と治癒を目指す転移がん治療法

HOME >  がん(癌)治療の知識と情報 >  代替医療(補完医療)
漢方医学療法について
代替医療(補完医療)

代替医療とは「通常医療の代わりに用いられる医療」という意味が込められた用語です。
代替医療は「補完医療」、「相補医療」とも呼ばれます。
米国でも日本でも学会等正式の場では代替医療と補完医療を総称して「補完代替医療」の名称で使われることが多い。
通常医療と補完代替医療の2つを統合した医療は「統合医療」と呼ばれ、欧米から発信された用語であり、欧米での医療の歴史が反映している概念です。
QOL重視のがん治療の「漢方医学療法のアメリカでの評価」を参照してください。
漢方医学療法研究会メンバーが公式訪問し研究を発表しました。


代替医療の種類
心身医療的システム
心理面からの働きかけによって身体機能や症状に介入しようとするもの。
瞑想法や芸術療法などを含み、代替医療と見なされるものと現在では主流医療に取り込まれたものが含まれる。
生物学的治療法
ハーブ類や、サプリメントなどの物質を利用したもの、民間薬などと呼ばれる物が含まれる。
手技療法や身体を介する方法
カイロプラティックや温熱療法など身体の部分や一部に接触することによる治療法。
エネルギー療法
1.バイオフィールド療法:気功やレイキなど科学的に証明されていない人体の周囲や内部に存在するとされたエネルギー場に作用させる治療法
2.生体電磁気療法:電磁気刺激を通常医療とは異なる方法で使用する療法

代替医療の分類
林義人は、代替医療を全て分類しきることは困難であるが以下の4つのタイプに大まかに分類できるであろうと述べた。

伝統医学
伝統中国医学、韓医学、アーユルヴェーダ、ユナニ医学等、数百年以上の長きに渡り、それぞれの国家において多くの伝統医師により研究・継承されてきた歴史・伝統があって、奥深さや広がりを伴った体系を持っており、各国の国民の健康を長らく支えてきた実績のあるもの。
近代以降、現代西洋医学が前面に出てくるまでは、むしろこちらが主流であったもの。

民間療法
国家的な広がりまではなく、小集団によるもの。歴史があるものも、最近登場したものもある。
アメリカで発祥したカイロプラクティック。アメリカでは国家資格として扱われており、 資格を持つ者はdoctor of chiropracticと呼ばれる。
オステオパシー、大正時代に日本で発祥し、欧米で先に普及したレイキ(霊気)など。

栄養にまつわる療法
食餌療法の延長として、効果を期待するもの。特定の食事、食事法のこともあれば、食事成分のこともある。食事成分の場合、完全に同一成分の錠剤を摂取しても保険制度を利用すれば通常医療という位置づけである。

最先端治療法
西洋医学の医師によって研究され、一部では用いられた例はあったとしても、その時点ではまだ大半の医師からは標準的な治療としては認知されていないもの。
例えば、1990年の日本における腹腔鏡手術など。
ただし、日本では歴史的に見ればむしろ東洋医学が主流医学であり現在でも用いられているので、東洋医学を代替医療に含めてしまうような欧米式の分類は日本の状況には馴染まない点があると指摘する人もいる。

世界各国での状況
欧米の先進国において代替医療の利用頻度が急速に増加している。
1990年代以降に代替医療への関心が高まっており、さらに代替医療の科学的研究に大きく予算が配分され政策として実行されてきた。
実際に使用されている代替医療の種類はアメリカと日本ではかなり異なっている。
例えば複数回答可のアンケート調査の結果のそれぞれ上位3を見てみると、米国では1位がリラクセーション16.3%、2位ハーブ12.1%、3位マッサージ 11.1%であり、日本では1位サプリメント42.0%、2位マッサージ31.2%、3位リフレクソロジー20.2%の順になっている。
その他のがん治療法
がん 食事療法
食事療法で一番知られいて、多くの食事療法のバイブルとなっているのがゲルソン療法です。
がんが産生する毒物を排泄し、QOLを高めたり、がんの増大をさせないような食事して、免疫力を回復させる療法です。

サイモントン療法
カール・サイモントンは、アメリカの精神腫瘍学者。
精神社会腫瘍学・精神神経免疫学の先駆者とされ、癌のサイモントン療法の創始者、サイモントン癌センターの設立者である。
放射線腫瘍専門医として癌治療を行っていたが、治療に患者の精神面が与える影響が大きいと認識し、癌患者の精神面をサポートする療法の研究を開始した。
1973年までにサイモントン療法の実践的・系統的体系の基礎を確立した。1974年から1981年に、療法を実践して癌患者の生存期間および生活の質の改善について研究を行った。
この初期の研究は後にベストセラーとなり癌患者にとっての古典とされる著書の基盤となった。
1997年にはアメリカ医学会による国際映像コンクールにおいて、同博士によるビデオ"Affirmations For Getting Well" が一位を受賞した。このビデオは米国の多くの病院で用いられ、多くの腫瘍学者に配布されている。
存命中はサイモントン療法を行うセラピストの教育、認定も行い、同療法は米国のみでなくドイツ、ポーランド、日本、スイス、イタリアにおいても実施していた。
来日は年数回の頻度で、講演会やがん患者およびその家族を対象としたプログラム、及びインターンのトレーニング指導を行っていた。

生きがい療法
森田正馬が1921年ごろに提唱した神経症の治療理論を理論的根拠とし,岡山県倉敷市の柴田病院の伊丹仁朗医師によって提唱された。
癌や難病患者などに生きがいを持たせることによって,心理的な不安や死の恐怖を克服し、自然治癒力を高めようという療法。
がん患者と共にモンブラン登頂や富士登山、また、吉本新喜劇をみて笑いと免疫との関係を証明しました。

免疫療法
がん治療法を選択するに際してのアドバイス