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がん三大治療の治療効果と限界

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漢方医学療法について
がん三大療法の治療効果と限界
手術療法は、がんを克服できるか
手術療法は、早期発見で手術可能な部位で、転移がなければ、高い確率で治癒が可能ですが転移するスピードが速いがんや転移が無くても癌が大きい場合、手術後に再発する可能性が高くなります。
手術の際、出血した血液の中にがん幹細胞がいる場合があります。
この様な場合、数年後に再発をしてしまう危険もあります。
たとえ転移があっても、がん幹細胞が全て体から取り去れれば、がんは治りますが逆に、がん幹細胞が少しでも残っていれば、必ず再発します。
つまりがんの完治とかがん幹細胞を完全に取り除くことを意味しています。
手術後の抗がん剤による化学療法では、がん自体の縮小による延命効果や痛みなどの症状を和らげることが期待できますががん幹細胞は殺せませんので完治は見込めません。
がん幹細胞が残っていてもなんらかの原因によりがん幹細胞が消えてがんの完治に至る場合はございます。
放射線療法は、がんを克服できるか
放射線療法はがんが発生した臓器の機能と形態を維持しながら治療が行えることを特徴としていて、アメリカでは3人に2人が利用している治療法です。
がん治療の目標には根治(完治)、延命、緩和があるが、放射線療法はこの全てに利用されます。
がんを完治させる可能性があるのは、手術の他は放射線療法だけであり、しかも放射線療法は患者の負担が少ないやさしい治療法で、高齢者にも適応できます。
局所療法のため副作用が少なく、それも大部分は治療後一ヶ月から二ヶ月で自然に治まります。
使用される放射線のエネルギーが、正常組織に対して無視できない影響を与えると、放射線障害と呼ばれる副作用を起こし、その内容も様々であるものの、この影響は放射線治療のメリットに比べて小さい。
放射線療法は放射線が生物の細胞を殺す作用を利用しているが、この作用は細胞分裂の盛んな細胞に対して効果が大きく、分裂の盛んながん細胞により大きな影響を与えます。
放射線が、がん細胞のみならず正常細胞にもダメージを与える一面があるものの、がん細胞はダメージに対する回復能力が乏しいため放射線の分割照射は、正常細胞がダメージから回復する時間を与えて行われ、ダメージから回復できないがん細胞を集中的に死滅させます。
がん細胞の数が減少すると免疫細胞側が優勢となり、残ったがん細胞すべてを処分することができるようになります。
また、普段は免疫細胞が見逃しているがん細胞も放射線照射によってその存在が知られ、免疫細胞はがん細胞の場所に移動し、ただちにこれを処分します。
化学療法は、がんを克服できるか
化学療法は血液がんの一部に治癒が見込まれる効果が期待できるようになりました。
しかし、殆どのがんには進行を遅らせる事ができる可能性があるだけで、治癒させる事はできません。
また、化学療法には、強い副作用が出る為に進行を遅らせても延命に繋がるとはいえません。

がん治療法には二つの方法があります
がん再発の予防方法