36年間の基礎研究と23年の臨床実績

がん克服を目指す「心構えと行動」

HOME >  がん(癌)治療の知識と情報 >  がん再発の予防方法
漢方医学療法について
がん再発の予防方法
がん再発とは
がんのステージが機↓兇諒の初回治療(手術等)後は、再発や転移予防の為、抗がん剤治療や放射線治療が標準的に行われます。
治療がうまくいったように見えても、手術で取りきれていなかったり、目に見えない小さながんが残っていて再び現れたり、化学療法や放射線治療でいったん縮小したがんが再び大きくなったり、同じ部位の別の場所に同じがんが出現した場合や別の場所で「転移」としてがんが見つかることを含めて再発といい、白血病や悪性リンパ腫、前立腺がんなど薬物療法や手術にて寛解やPSAが正常値になった後再びがん細胞が発見されたり、PSA数値が上昇した場合には再燃という言葉が使われます。
固形癌や肉腫の場合、初回の治療でがんが完全に取り除かれていれば、再発することはありませんが、実際には、がんが発見されたときすでに、その多くの場合、目に見える転移、あるいは目に見えない転移(微少転移)があると言われています。
がんは、なぜ再発するのか?
再発の多くの場合、一つは、がん幹細胞が考えられます。
がん幹細胞は、「がんの種細胞」と言われていて抗癌剤や放射線では死滅させる事が困難ながん細胞です。
ですから、がん幹細胞が体だの何処かに1個でもあれば時間と共に増殖し大きながんの塊(再発)を作ります。

もう一つは、低酸素がん細胞です。
通常、腫瘍血管を取り囲んで存在するがん細胞は、酸素と栄養源を容易に得ることが出来るため、活発に増殖しています。
これらのがん細胞は有酸素がん細胞と呼ばれています。
一方、血管から100μm程度離れているがん細胞は、血管から十分な酸素を得られないことから低酸素がん細胞と呼ばれています。
低酸素がん細胞は、抗癌剤や放射線治療に対し治療抵抗性が高くがん再発の原因となっています。
がん再発の種類
がん細胞が最初のがんと同じ場所やごく近くにあって再発した場合を局所再発と言います。
がん細胞が最初のがん発生場所の近くのリンパ節や組織で成長したときを領域再発と言います。
がん細胞が最初のがんの発生場所から離れている器官や組織で成長した場合を遠隔(全身)再発と言います。
がん再発予防の為の治療法
リンパ節郭清術(リンパ節切除術)
現在、日本で行われている癌の手術は、多くの場合、癌の切除とリンパ節の除去が同時に行われています。
その目的はなるべく癌を取り残さないように、癌が転移している可能性のあるリンパ節をできるだけ取り除こうというものです。
最近ではリンパ節に癌の転移の可能性がほとんど無いと考えられる早期癌の場合にはリンパ節郭清術を行うと手術の際に体に対する負担が増え、様々な合併症が起こる原因となる為にリンパ節を取り除く事(リンパ節郭清)を省略するという手術方法がとられるようになり、手術に伴う傷も小さくなり、手術時間を短縮することができるようになりました。
リンパ節郭清を省略するには正確にリンパ節転移のないことを見極めなければなりません。
転移のあるリンパ節を取り残すと癌の再発の原因になるからです。
そのためにセンチネルリンパ節生検ということを行います。
センチネルリンパ節というのはリンパ節の中で最初に癌の転移するリンパ節です。(センチネル:見張りと言う意味)
最初に転移するリンパ節を調べて、もしそこに転移がなければ、それ以上先のリンパ節に転移している可能性は低いため、リンパ節郭清を省略できるので、患者のQOLを保つことができます。
センチネルリンパ節の数はどの臓器が原発巣かによって異なります。
乳癌の場合は1〜2個、胃癌では3〜4個、食道癌の場合はもっと多く、原発巣を取り囲むリンパ節の中で、どれがセンチネルリンパ節かを見極めることが重要です。
腫瘍免疫(がん免疫)とは
腫瘍は、自己から発生した細胞ですので、一般的な免疫では、がん細胞を認知できません。
腫瘍免疫とは、腫瘍細胞に対して作用する免疫が腫瘍免疫なのです。
腫瘍には腫瘍細胞にしか存在しないさまざまな抗原があります。
このような抗原を認識することで、免疫系が腫瘍細胞に対して攻撃するのです。
腫瘍細胞に対する傷害作用はキラーT細胞、NK細胞、キラー細胞、LAK細胞などによって行われます。
センチネルリンパ節を見つける診断法
センチネルリンパ節を見つけるには、トレーサーという色素や微量の放射性同位元素をがんの病巣に注入します。
癌から流れ出した色素を目で追って行くと最初に到達するリンパ節を見つけられます。(トレーサー)
ですが、食道や直腸などリンパ液の流れが複雑になっている部位のがんの場合は、センチネルリンパ節に蓄積したRIが放出するガンマ線を、ガンマカウンターを使って検出して判断します。
現在では正確を期すため、色素とRIを併用する方法が主流になっています。
この方法は、乳癌、皮膚癌、甲状腺癌、大腸癌、胃癌、食道癌など多くのがん手術に応用されてきています。
再発予防の為の薬物療法は有効か
がんがリンパ節転移や播種性転移が見られない場合の薬物療法は、副作用の少ない単剤療法がおこなわれます。
リンパ節に転移が見られた場合は多剤療法が行われます。
ステージが鬼、挟の方は、手術後に再発予防の為の抗癌剤投与が標準治療です。
治療目的は、微小のがんが近傍やリンパ節、遠隔に転移している可能性があるからです。
しかし、何処かにがん細胞があった場合、抗癌剤でがんを完全に消失させる事は困難です。
何故ならば、がん幹細胞や低酸素がん細胞が残っている可能性が大きいからです。
がん転移の可能性:がんが転移している可能性は、手術前のがんの大きさとがん細胞の悪性度に比例して上がると考えられております。
抗癌剤をいつまで続けたら良いのか?
薬剤耐性(薬が効かなくなる)ができる3〜6ヵ月位ですが、主治医とご相談して決めてください。
漢方医学療法による再発予防法
がんを完治させるには、がん幹細胞や低酸素がん細胞を死滅させなければなりません。
これには直接取り除く以外に腫瘍免疫を活性化させる方法や、がん細胞だけに直接作用することで死滅させる方法が考えられます。
漢方医学療法は、腫瘍免疫を活性化させることで、がんの種類ごと、すい臓癌、乳癌、胃がん、白血病、などの個別のがんに直接作用をし、副作用が無くがん細胞だけを死滅させる可能性がございます。
再発予防に於ける漢方医学療法の利点
・標準治療(薬物療法や放射線療法)よりも高い再発予防効果が期待できます。
・標準治療と併用が出来ます。
・標準治療の副作用を軽減します。
・標準治療の治療効果を高めます。

がん三大治療の治療効果と限界
がんの転移予防と治癒を目指す転移がん治療法