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漢方医学療法について
筋組織・神経組織
筋組織
筋細胞からできている組織で、骨格を持つ動物の筋肉は、その配置から大別すると骨格に付随して身体を構成し、姿勢制御に貢献する骨格筋と、骨格に直接付属せず、身体構成・姿勢制御に直接関わらない内臓筋に分けることができます。
しかしこの分類方法は便宜的な分類であり、もっとも良く用いられる分類方法である組織学的分類によれば、多核の横紋筋、単核の平滑筋心筋に分けることができます。

また、意識して動かすことができるかという点で随意筋(骨格筋のみ)と不随意筋(心筋・平滑筋)に分けられます。
この他にも、筋肉は見た目の色から赤筋(赤色筋)と白筋(白色筋)の2種にも分類されます。

これは含有するミオグロビンやミトコンドリアの量に左右され、多くミトコンドリアが活発なものが赤く、少なく不活発なものが白く見えます。
エネルギーは白筋が酸素を必要としない解糖系を用いるのに対し、赤筋は酸化的リン酸化反応から得ています。

神経組織
神経系を構成する組織で、神経細胞と神経膠細胞からなります。
神経細胞(ニューロン、neuron)は、神経系を構成する細胞で、その機能は情報処理と情報伝達に特化しています。
神経細胞の増殖は、ヒトでは小児期に、神経幹細胞が盛んに分裂して分化することで起こります。

神経細胞の一部が傷つけられると、その場所よりも細胞体から遠い側は変性して壊れてしまう。
これを順行性変性と言います。

細胞体のある側にも変性が進行することがあり、これを逆行性変性と言います。 細胞体が死んでしまうと、その神経はもはや再生不能です。
しかし、末梢神経の場合には、細胞体が生きていれば、再び軸索を伸ばして目的細胞との結合を回復できることが多い。

プロテアーゼは情報伝達システム制御に関係