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咽頭がん ・咽頭癌治療の知識と情報

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咽頭がん ・咽頭癌における漢方医学療法

漢方医学療法研究会は漢方医学療法が、がん闘病者の治療の福音になればと研究を重ねてきました。
漢方医学療法の作用の一部を闘病者の声として頂いており、声の中から重要度の高い項目に関しての資料をご用意しました。
当研究会の研究成果や実績については「漢方医学療法のがん治療研究における成果」をご覧ください。

□医療相談
咽頭がん(咽頭癌) 頭頸部がんの一種で、咽頭は鼻の奥から食道まで繋がっている器官で上咽頭、中咽頭、下咽頭の3つの部位に分かれます。



各咽頭に発生したがんは、上咽頭がん中咽頭がん下咽頭がん、に分類されます。
分類されるにはされるだけの理由があります。

咽頭は、上記の図をご覧いただくとお分かりの様に、空気や食物の経路であり、人間の生理機構を理解すると解剖学的関係がわかります。

鼻呼吸を前提にすると、鼻腔→上咽頭→中咽頭→喉頭→気管→肺の順に空気が流入し、酸素が取り入れられます。

一方食物は、経口摂取を前提にすると、口唇→口腔→中咽頭→下咽頭→食道→胃の順に進みます。
この経路で気がつかれたと思いますが、中咽頭は気道と食物の道通り道=“広義の食道”を兼ね備えた部位であります。

従ってこれらの部位に発生した悪性腫瘍の症状や治療を考える場合に、気道を中心にする症状であるか、“広義の食道”を中心とする症状であるか、気道と“広義の食道”の症状が混在したものであるかがある程度理解できると思います。

ゆえに、発がんの因果関係や症状、癌細胞の種類、治療法などが異なりますので、上咽頭がん中咽頭がん下咽頭がん、各部位別情報の中から該当部位をご覧下さい。
お問い合わせをお考えの方はまず「漢方医学療法を始めるにあたって」をご覧ください。