
医療相談
前立腺がん(前立腺癌) 予後は、全身状態、年齢、病期、細胞分化度などに依って決まります。
病期C、Dの進行した前立腺がん、特に低分化腺癌では、5年生存率が低い。
前立腺がんは、次のような症状や転移が見られます。
PSAの上昇、排尿障害、血尿、痛み、再燃、片葉、両葉への浸潤、精嚢への浸潤、隣接組織への浸潤、リンパ節転移、肺転移、骨転移など。
前立腺がん(前立腺癌)治療に不安や行き詰まりを感じたり、ホルモン療法や放射線治療の副作用の軽減、QOL(生活の質)の向上、延命、治癒を目指す前立腺がん(前立腺癌)の治療法を検討されている方。
西洋医学との併用、あるいは西洋医学以外のアプローチ方法もございますので、
前立腺がん(前立腺癌)治療無料相談よりお問合せ下さい。

前立腺がん (前立腺癌)の治療をはじめるにあたり
前立腺がん (前立腺癌)の治療は、医師の協力の下で治療方針、治療期間、メリット・デメリットなどの説明を十分にうけ、患者さんが自分の価値観などを考慮し 最終的な治療方法を患者さんが主体となって決定する時代になりつつあります。
前立腺がん (前立腺癌)の治療をはじめるにあたり
治療の注意点をまとめましたので参考にしてください。
また医療の進歩とともに治療方法も多様化してきており、 医師によって治療方法が異なることは珍しくなく、主治医以外の医師の意見を聞くセカンド・オピニオンを求めることが必要な時代になってきました。
詳しくは
「インフォームド・コンセント」と
「セカンド・オピニオン」についてをご覧下さい。

前立腺がん(前立腺癌)の治療−外科療法
がんが前立腺内にとどまっており(つまり転移が無い)、10年以上の期待余命が期待される場合には最も生存率を高く保障できる治療法と認識されています。前立腺および精巣を摘出するとともに周囲のリンパ節の切除も行い、その後膀胱と尿道をつなぎ合わせます。
この方法は目に見えるがんを全て切除する方法ですが、前立腺内に限局している場合しか対象にはならず、目に見えない小さな浸潤や転移が取り残される可能性があります。
浸潤や転移の可能性がある場合にはホルモン療法や放射線療法が術後に行われることがあります。
ホルモン療法が長期にわたると効果がなくなってくるため、早期がんであれば切除することが多くなります。 しかし、手術の後遺症として尿失禁とED(性機能不全)が起こる可能性があります。

前立腺がん(前立腺癌)の治療−放射線療法
放射線療法は高エネルギーの放射線を使ってがん細胞を殺す治療方法です。放射線をあてる方法には身体の外から放射線を照射する外部照射法と、密封小線源療法(組織内照射)があります。
放射線療法には、早期の前立腺がんに対して手術療法と同様の治療効果を目指した治療と、骨転移などによる痛みの軽減などを目的とした治療とがあります。

外部照射法
転移のない前立腺がんに対して、身体の外から患部である前立腺に放射線を照射する治療法です。
前立腺がんでは照射した放射線の総量が多くなればなるほど治療効果が高いことが知られています。現在では治療範囲をコンピュータで制御することで、副作用をできる限り抑えつつ、照射線量を多くすることができるようになってきたため治療成績も良くなってきています。
治療中の副作用としては、前立腺のすぐ後ろに直腸があるため、頻便や排便痛、出血、また膀胱への刺激により頻尿や排尿痛などが挙げられ、照射方法によっては放射線皮膚炎や下痢が生ずることがあります。

密封小線源療法(組織内照射)
小さな粒状の容器に放射線を放出する物質を密封し、これを複数前立腺へ埋め込み治療する方法で、正常組織への放射線の影響を最小限に抑えることができ、がんに対しては常時高濃度の放射線を照射することが可能です。埋め込まれた放射性物質は半年くらいで効力を失い、取り出す必要はありません。

前立腺がん(前立腺癌)の治療−内分泌療法(ホルモン療法)
前立腺癌の成長には男性ホルモンが関与しています。そのため男性ホルモンの作用を抑えてがんの勢いを弱めようという治療が内分泌療法になります。
内分泌療法はがんが限局していなくても行うことができるためどの病期でも治療が行えます。これは転移していても、転移したがん細胞は前立腺がんの性格をもっているため、転移した部位にも作用してくれるからです。
患者さんの希望により外科療法や放射線療法が実施されなかった場合や、それらの治療後に再発時にも内分泌療法は用いられます。
以前は精巣摘出術といって男性ホルモンを分泌する精巣を切除する方法が取られていましたが、 最近は、LH−RHアゴニストという注射を使うことで精巣を切除するのと同等の効果が得られるため精巣切除は減ってきています。
脳の下垂体はLH−RHというホルモンの刺激を受けて精巣や副腎から男性ホルモンを分泌させるホルモンをだします。 LH−RHアゴニストを注射しはじめると最初は急激に男性ホルモンが分泌されますが、 やがて下垂体が反応しなくなり男性ホルモンの分泌が低下します。この皮下注射を1ヶ月〜3ヶ月に一度行います。
このLH-RHアゴニストに加えて男性ホルモンの分泌を抑える女性ホルモン薬を使うか、 男性ホルモンが前立腺に働きかけるのを防ぐ抗男性ホルモン薬を内服で使います。
内分泌療法の問題点は長く治療を続けていると、いずれは効かなくなり、病状がぶり返すことです。この状態を「再燃」と呼んでいます。内分泌療法は前立腺がんに対して有効な治療法ですが、この治療のみで完治することはまれであると考えられています。

前立腺がん(前立腺癌)の治療−化学療法(抗がん剤)
ホルモン治療が有効でない症例や、ホルモン治療の効果がなくなったときに行う治療です。しかしながら、前立腺癌に対して化学療法はそれほど効果が認められていないため行われないことも珍しくありません。

強力な化学療法(抗がん剤)/放射線療法の副作用対策
強力な化学療法や放射線療法を行えば当然副作用も強く、白血球の減少による感染症、血小板の減少による出血などがおこりやすくなります。白血球や赤血球、血小板などが低下することを骨髄毒性(骨髄抑制)といいます。
骨髄抑制により身の回りを清潔に保ちウイルスや細菌などの感染を予防する必要があります。また免疫の低下により帯状疱疹もできやすく、しかも悪化しやすくなります。
治療中は規則正しい生活を送り、免疫力を維持すること、および骨髄抑制からできるだけ早く回復するよう心がけが必要となります。
抗がん剤治療の副作用を軽減し、QOL(生活の質)を維持・向上することを目指した治療について関心がある方は
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