
医療相談
下咽頭がん(下咽頭癌) 下咽頭はがんがかなり大きくならないと症状が出ない部位であり、発見された時は頸部リンパ節転移や喉頭に浸潤が見られる場合も多く、また食道がんと重複して発生する場合もある。
ステージの進んだ3期、4期(末期)の下咽頭がん(下咽頭癌)は次の様な転移や症状が見られます。
周囲組織(骨、軟骨、筋肉)に浸潤、リンパ節転移、肺転移、骨転移、飲み込む時の異物感、声がれ、息苦しさ、色々な痛みなど。
下咽頭がん(下咽頭癌)治療に不安や行き詰まりを感じたり、化学療法(抗がん剤治療)の副作用の軽減、QOL(生活の質)の向上、延命、治癒を目指す下咽頭がん(下咽頭癌)の治療法を検討されている方。
西洋医学との併用、あるいは西洋医学以外のアプローチ方法もございますので、
下咽頭がん(下咽頭癌)治療無料相談よりお問合せ下さい。

下咽頭がん (下咽頭癌)の治療をはじめるにあたり
下咽頭がん (下咽頭癌)の治療は、医師の協力の下で治療方針、治療期間、メリット・デメリットなどの説明を十分にうけ、患者さんが自分の価値観などを考慮し 最終的な治療方法を患者さんが主体となって決定する時代になりつつあります。
下咽頭がん (下咽頭癌)の治療をはじめるにあたり
がん(癌)治療の注意点をまとめましたので参考にしてください。
また医療の進歩とともに治療方法も多様化してきており、 医師によって治療方法が異なることは珍しくなく、主治医以外の医師の意見を聞くセカンド・オピニオンを求めることが必要な時代になってきました。
詳しくは
「インフォームド・コンセント」と
「セカンド・オピニオン」についてをご覧下さい。

下咽頭がん(下咽頭癌)の治療

下咽頭がん(下咽頭癌)の手術療法
下咽頭がん(下咽頭癌)は初期症状に乏しく、発見時にはリンパ節転移や遠隔転移を伴う進行がんであることが多くなります。進行した下咽頭がん(下咽頭癌)では放射線療法単独での治癒の確立が低くなりますので、手術療法が必要となります。
手術療法では下咽頭の部分だけを切除することもありますが、多くは下咽頭とともに喉頭および食道の一部も切除する「下咽頭・喉頭・頸部食道切除術」が多く選択されます。切除後の欠損部は腸や皮膚を用いて再建するので、食事を取ることはできますが、残念ながら声帯も切除することになりますので、声は失われてしまいます。また、呼吸するための穴が頸部に開いたままになります。
術後の発生については代用音声で機能を回復させたり、トレ−ニングで食道発声を習得することによって可能なので、意思伝達が全くできなくなるわけではありません。
食道にもがんがある場合や腸の移植が困難な場合には「下咽頭・喉頭・全食道抜去術」と呼ばれる胃を持ち上げて咽頭粘膜部と縫合する術式が採られることもあります。
さらに、下咽頭がん(下咽頭癌)が比較的早期で喉頭に浸潤が無いか、浸潤があっても軽度の場合には、喉頭の一部を温存することで術後の発声も可能となる「下咽頭部分切除術」が適応となる事もあります。
最近では手術の技術も向上し、術後の機能低下を最小限に抑えるための切除による欠損部を再建する技術も進歩してきていますので、治療法を選択する際には、機能温存などについても確認してみるとよろしいかと思います。

下咽頭がん(下咽頭癌)の化学療法(抗がん剤治療)
下咽頭がん(下咽頭癌)の治療では、
抗がん剤単独での治療効果があまり期待できないため、ほとんどの場合、放射線療法や外科療法と同時に行われることになります。下咽頭がん(下咽頭癌)の治療では
化学療法(抗がん剤治療)は放射線療法や外科療法の補助的な治療として位置づけられています。
手術療法や放射線の照射を行った後に再発したり、完全に消失できなかった場合には単独で使われることがありますが、効果は放射線療法ほど期待できません。したがって、抗がん剤の治療を行う際には、効果判定をしっかりと行うことがとても大切になってきます。抗がん剤治療の効果が得られ、なおかつ副作用が少なく、治療を行うメリットがデメリットを上回ると判断されたときのみ行う事がQOL(生活の質)を維持していくためには必要です。

下咽頭がん(下咽頭癌)の放射線療法
放射線療法は高エネルギーの放射線を使ってがん細胞を殺す治療方法です。
ステージI〜IIのリンパ節転移がない
比較的早期の下咽頭がん(下咽頭癌)では放射線単独での治療が適応となります。放射線療法では治癒する率は手術療法と同程度であり、しかも機能の温存が可能であるため、治療後のQOL(生活の質)が高く維持されることが期待できます。
しかし、下咽頭がん(下咽頭癌)は初期症状に乏しく多くの場合は進行した状態で発見されるため、放射線療法単独ではなく、手術療法と組み合わせたり、場合によっては化学療法(抗がん剤)と組み合わせることになります。
ステージIII〜IVの進行した下咽頭がん(下咽頭癌)では放射線療法単独では治癒する確立が低くなるため、一般的には手術療法が主体となります。手術療法を行う場合でも、手術前に放射線療法を行うことでがんを小さくして手術をしやすくすることや手術後に取り残しが疑われる部分に放射線治療を行うこともあります。
最近は進行した下咽頭がん(下咽頭癌)の治療において、抗がん剤と併せて行う放射線化学療法が行われることもあります。しかし、抗がん剤の副作用が強く出てしまう、高齢者、合併症があるなどの理由で抗がん剤が使えない場合には適応外となります。
抗がん剤との併用については、放射線療法の前、放射線療法と同時、放射線療法終了後など、
どのタイミングで抗がん剤を使うのが効果的なのか、どの種類の抗がん剤を使うのが効果的なのかは、はっきりとわかっていないため、現在臨床試験が進められています。
放射線療法は、骨への転移のための痛み、脳の神経症状、呼吸の苦しさなどの症状を緩和する目的で行われることもあります。
正常な細胞に放射線が照射されると正常な細胞がダメージを受け副作用が出ることがあります。副作用には治療中又は治療直後にでるものと、半年〜数年後にでてくるものとがあります。将来的に放射線の影響で他の部位にがんができることもあるため若い人への放射線治療は慎重に判断する必要があります。
放射線の照射量には決まりがあり、無理をして大量の放射線照射を行うと強い副作用が出る可能性が高いため注意が必要です。
あらかじめ医師に治療計画を確認しておく必要があります。

強力な化学療法(抗がん剤)/放射線療法の副作用対策
強力な化学療法や放射線療法を行えば当然副作用も強く、白血球の減少による感染症、血小板の減少による出血などがおこりやすくなります。白血球や赤血球、血小板などが低下することを骨髄毒性(骨髄抑制)といいます。
骨髄抑制により身の回りを清潔に保ちウイルスや細菌などの感染を予防する必要があります。また免疫の低下により帯状疱疹もできやすく、しかも悪化しやすくなります。
治療中は規則正しい生活を送り、免疫力を維持すること、および骨髄抑制からできるだけ早く回復するよう心がけが必要となります。
抗がん剤治療の副作用を軽減し、QOL(生活の質)を維持・向上することを目指した治療について関心がある方は
下咽頭がん (下咽頭癌)治療の無料相談よりお問い合わせ下さい。