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肝臓がん (肝臓癌)

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肝臓がん(肝臓癌)
肝臓がん (肝臓癌)
医療相談医療相談
肝臓がん(肝臓癌) ステージの進んだ3期、4期(末期)の肝臓がん(肝臓癌)では次の様な転移や症状が見られます。
肺転移、リンパ節転移、肝臓内転移、肝硬変、腹水、黄疸、低たんぱく、むくみ、食欲不振、全身の倦怠感、不眠、下痢、尿の濃染、DIC、貧血、痛みなど。
肝臓がん(肝臓癌)治療に不安や行き詰まりを感じたり、化学療法(抗がん剤治療)の副作用の軽減、QOL(生活の質)の向上、延命、治癒を目指す肝臓がん(肝臓癌)の治療法を検討されている方。
西洋医学との併用、あるいは西洋医学以外のアプローチ方法もございますので、肝臓がん(肝臓癌)治療無料相談よりお問合せ下さい。
肝臓がん(肝臓癌)の治療をはじめるにあたり肝臓がん (肝臓癌)の治療をはじめるにあたり
肝臓がん (肝臓癌)の治療は、医師の協力の下で治療方針、治療期間、メリット・デメリットなどの説明を十分にうけ、患者さんが自分の価値観などを考慮し 最終的な治療方法を患者さんが主体となって決定する時代になりつつあります。
肝臓がん (肝臓癌)の治療をはじめるにあたりがん(癌)治療の注意点をまとめましたので参考にしてください。
また医療の進歩とともに治療方法も多様化してきており、 医師によって治療方法が異なることは珍しくなく、主治医以外の医師の意見を聞くセカンド・オピニオンを求めることが必要な時代になってきました。
詳しくは「インフォームド・コンセント」「セカンド・オピニオン」についてをご覧下さい。
治療肝臓がん(肝臓癌)の治療
肝臓がんの治療には多数の選択しがありますが、外科療法(手術)、肝動脈塞栓術、エタノール注入療法などが中心となります。他にマイクロ波凝固療法、ラジオ波凝固療法、凍結療法、化学療法(抗がん剤)などもあります。
肝臓に放射線を照射すると正常や肝細胞が障害されてしまううえに発がんの恐れもあるため骨に転移した場合を除いて放射線療法はあまり行われていません。ただ陽子線や重粒子線をつかった照射範囲を限定できる放射線治療は肝臓がんに有効であると考えられています。
肝臓がんの治療は、がんの進み具合(病期:ステージ。前ページ参照)、患者さんの年齢・体力、肝機能の状態、合併症の有無などから判断して治療法が選択されます。
このうち肝機能の状態はとても大切な判断材料になります。
肝臓は再生能力のとても高い臓器で、健康な肝臓は70%近くが切除されてもほぼ元通りの大きさに戻るため切除しても機能的には問題がないと考えられています。
しかし、慢性肝炎や肝硬変を患っている場合には再生能力が低下してしまうため大きく切除してしまった場合に残った肝臓の機能が十分でなく命に関わる事態になることもあります。
基本的には外科手術によってがんを含む肝臓を切除する方法が取られるのですが、肝機能が低下しているなどの理由で切除する範囲が十分でない場合には移植や手術以外の方法が選択されることになります。
肝切除術肝臓がん(肝臓癌)の治療−外科手術(肝切除術)
肝切除はがんを含めて肝臓の一部を切り取る手術で、最大の利点はがんが治る可能性がもっとも高いということです。デメリットは合併症が起こる場合が少なからずあり、1−2%ですが手術に起因する死亡があります。また入院期間が1−2ヶ月さらに退院してからの自宅療養が1−2ヶ月必要で長期に及ぶことがあげられます。
肝臓はひとかたまりの臓器ですが、肝臓内を走る血管の分布によっていくつかの区画に分けて考えられます。まず大きく左葉と右葉の二つに分かれます。左葉は外側区域と内側区域、右葉は前区域と後区域に分かれます。さらに外側区域、前区域、後区域はさらに上下2つの亜区域に分かれ、これに内側区域と尾状葉(肝臓の後ろ側の小部分)を加えて合計8つの亜区域に分かれます。
肝臓の切り取り方は、これら肝の区画の「どこ」を「どのくらい」切除するかによって表現されます。がんが区域をまたいでいる場合には複数の区域を切除します。
肝機能が低下していて大きく切除できない場合には安全のために、亜区域切除や部分切除などより小さい取り方を選ぶのが普通です。がんでない肝臓をできるだけ残し、しかもがんを取り残さないのがよい手術ということになります。
残念ながら肝臓がんは再発の非常に多いがんであり、肝切除術により完全にがん細胞を切除したとしても3−5年後までに再発する確立は70%にも達してしまいます。しかし再発した場合でも条件によっては再手術することもできますし、下記に記すように他にいくつかの治療法がありますので落ち着いてがんに対峙するようにしましょう。
経皮的エタノール注入(PEIT)肝臓がん(肝臓癌)の治療−経皮的エタノール注入療法(PEIT)
経皮的エタノール注入療法とは超音波画像でがんの位置を確認しながら体外から100%エタノール、すなわち純アルコールを肝臓がんの部分へ注射して、アルコールの化学作用によりがん組織を死滅させる治療法です。エタノールにはタンパク質を凝固させる作用があり、エタノールを注入された癌細胞は瞬時に固まって壊死します。
問題点としては体内の直接見えない部分にあるがんの位置をいかに正確に把握しエタノールを接触させられるか、がん以外の部分へのエタノールの接触を最小限にとどめ副作用を抑えられるかが重要になってきます。
エタノールは正常な肝細胞も破壊してしまうため、多量のエタノールを注入してしまうと広範囲にわたり肝細胞が壊死してしまい肝臓の機能が失われてしまいます。また、肝がんが超音波画像で見えにくい場合や、がんが肝臓内部の重要な血管に接している場合にはアルコール注射が安全かつ十分にできないこともあり、すべての場合で可能とは限りません。
一般にがんの直径が3cm以下で、がんの個数は3個以下がこの治療の対象とされています。しかし、よい効果が得られるのは2cm以下のもので、2cmを超えるとアルコールとの接触が完全に行うことができない場合もあり、治療成績は落ちます。
黄疸や腹水が見られるほど肝機能が低下している患者さんに対しても治療ができない場合があります。
エタノール注入療法は癌の大きさや個数に応じて複数回の治療を行うことになります。副作用は塞栓術に比べて軽微で3−4日毎に治療を行うことができます。
マイクロ波凝固(MCT)肝臓がん(肝臓癌)の治療−マイクロ波凝固療法(MCT)
マイクロ波凝固療法は、電子レンジにも使われているマイクロ波を利用してがんを焼いて殺す治療法です。電子レンジはマイクロ波を使って水分子を振動させ食べ物を加熱しますが、この治療法では体表から長い針を刺し、針の先からマイクロ波を出します。
この療法の問題点は、凝固温度の制御が難しく、がん以外の正常な組織も焼かれてしまう危険性があり、肝臓の周りの臓器までも傷ついてしまうリスクが残されることと、穿刺針がやや太いこと、凝固巣がやや狭いことなどが挙げられます。
ラジオ波凝固(RFA)肝臓がん(肝臓癌)の治療−ラジオ波凝固療法(RFA)
マイクロ波より周波数が低いラジオ波を用いて病変に入れた針の周囲に熱を加え、がんを破壊する治療法です。
ラジオ波はマイクロ波と比べて温度が高くならないため正常な肝細胞や周りの臓器を焼いてしまう危険性が少なく、小さながんであれば壊死できる可能性も高く、入院期間も短縮できるという利点があり、現在積極的に行われつつあります。
肝動脈塞栓術(TAE)肝臓がん(肝臓癌)の治療−肝動脈塞栓術(TAE)
肝動脈塞栓術は、がんが進行しているため、完全に切除できないと判断された場合や、患者さんの肝機能の状態が悪くて手術ができないと判断された場合に行われる肝臓がんの治療方の1つです。
肝臓には肝動脈と門脈という二つの血管から酸素や栄養分を受けていますが、一方で肝臓がんはほとんど肝動脈のみからそれらの供給を受けています。この性質を利用して行う治療が肝動脈塞栓術なのです。
つまり肝動脈塞栓療法は肝臓がんに栄養を送っている肝動脈を塞いで、肝臓がんが酸素や栄養を供給されないようにし、壊死させることができるのです。
具体的には太ももの付け根の部分からカテーテルと呼ばれる管を肝動脈まで挿入し、抗がん剤をしみこませた「ゼラチン・スポンジ」という小さなスポンジ状のゼラチンを詰めて肝動脈を詰まらせます。肝動脈が詰まっているためがんは酸素などの供給を受けることができなくなり壊死します。その後スポンジは自然に溶けて血流は元通りに回復します。
肝動脈塞栓術は1回の治療で1週間ほどの入院が必要です。1回の治療で癌細胞が完全に壊死できなくても繰り返し同じ治療を行えばほぼ消滅させることができます。
この治療法はがんの進み具合についての制限はほとんどなく、適応範囲が広い治療ですが、癌細胞が門脈を塞いでしまっている場合には行うことができません。また黄疸や腹水が見られるほど肝機能が低下している患者さんに対しても治療ができない場合があります。
治療中や後に発熱がみられたり、食欲不振や腹痛、吐き気などの副作用が現れる場合がありますが数日で収まり、1週間程度で以前と同じ生活ができるようになります。
このように、肝動脈塞栓術は他の治療法に比べ治療対象の制限が少なく、長所も多く、最近の肝臓がん治療成績の向上に最も寄与しています。しかし、延命効果は多大ですが、完全に治りきる確率(完全治癒率)は低いといわれています。
動注化学療法(TAI)肝臓がん(肝臓癌)の治療−動注化学療法(TAI)
血管造影という検査手技を利用してカテーテルという細い管を動脈内に挿入し、癌が栄養を取っている血管(動脈)に直接高濃度の抗がん剤注入することで癌を壊死させようとする治療法になります。
一度の注入だけでは効果があまり効果が望めない場合には、手術で開腹して直接肝動脈にカテーテルを挿入するか、足のつけ根の動脈(大腿動脈の枝)からカテーテルを肝動脈まで進めるか、どちらかの方法でカテーテルを留置して、おなかの皮膚の下に埋め込んだ、薬液注入用の小さい貯留容器(リザーバーまたはポートと呼びます)から抗がん剤を注入します。
高濃度の抗癌剤を肝細胞癌に直接投与することが可能であり、また全身の抗癌剤の濃度も低く抑えられ、全身への副作用の頻度は低くなるものと考えられていますが、ある程度の肝機能が保たれている方には適応とはなりません。
抗がん剤肝臓がん(肝臓癌)の治療−全身化学療法(抗がん剤)
肝臓がんに対する全身化学療法(点滴や経口)の効果は低く有用な抗がん剤治療は現時点でなく、慢性肝炎や肝硬変を増悪させたり、消化管の粘膜障害を起こすこともあります。このため全身化学療法が適応となるのは肝外に転移を認める場合に限られます。
肝臓がんに対する、抗がん剤の単独投与の1、2、3年生存率はそれぞれ、17.0、5.7、2.7%(日本肝癌研究会、第11回全国原発性肝癌追跡調査報告)と低く、何も投与しなかった場合の生存率と大差なく、治療に対する十分なコンセンサスは得られていません。
放射線療法肝臓がん(肝臓癌)の治療−放射線療法
放射線療法は高エネルギーの放射線を使ってがん細胞を殺す治療方法です。日本では肝臓がんの場合、放射線療法はあまり行われていません。一部肝臓癌が骨に転移した場合には痛みの症状を緩和する目的で行われることがあります。
副作用対策強力な化学療法(抗がん剤)/放射線療法の副作用対策
強力な化学療法や放射線療法を行えば当然副作用も強く、白血球の減少による感染症、血小板の減少による出血などがおこりやすくなります。白血球や赤血球、血小板などが低下することを骨髄毒性(骨髄抑制)といいます。
骨髄抑制により身の回りを清潔に保ちウイルスや細菌などの感染を予防する必要があります。また免疫の低下により帯状疱疹もできやすく、しかも悪化しやすくなります。
治療中は規則正しい生活を送り、免疫力を維持すること、および骨髄抑制からできるだけ早く回復するよう心がけが必要となります。
抗がん剤治療の副作用を軽減し、QOL(生活の質)を維持・向上することを目指した治療について関心がある方は肝臓がん (肝臓癌)治療の無料相談よりお問い合わせ下さい。