
医療相談
食道がん(食道癌) 分類しますと、扁平上皮癌(約90%)、腺癌に分かれ、性格が異なります。
まれに未分化細胞癌、癌肉腫、悪性黒色腫等が発生する事があります。
ステージの進んだ3期、4期(末期)の食道がん(食道癌)では次の様な転移や症状が見られます。
リンパ節転移、肝臓転移、肺転移、骨転移、胸膜転移、腹転移、食道狭窄、体重減少、胸痛、背部痛、咳、血痰、声のかすれ、骨転移の痛みなど。
食道がん(食道癌)治療に不安や行き詰まりを感じたり、化学療法(抗がん剤治療)や放射線治療の副作用の軽減、QOL(生活の質)の向上、延命、治癒を目指す食道がん(食道癌)の治療法を検討されている方。
西洋医学との併用、あるいは西洋医学以外のアプローチ方法もございますので、
食道がん(食道癌)治療無料相談よりお問合せ下さい。

食道がん (食道癌)の治療をはじめるにあたり
食道がん (食道癌)の治療は、医師の協力の下で治療方針、治療期間、メリット・デメリットなどの説明を十分にうけ、患者さんが自分の価値観などを考慮し 最終的な治療方法を患者さんが主体となって決定する時代になりつつあります。
食道がん (食道癌)の治療をはじめるにあたり
がん(癌)治療の注意点をまとめましたので参考にしてください。
また医療の進歩とともに治療方法も多様化してきており、 医師によって治療方法が異なることは珍しくなく、主治医以外の医師の意見を聞くセカンド・オピニオンを求めることが必要な時代になってきました。
詳しくは
「インフォームド・コンセント」と
「セカンド・オピニオン」についてをご覧下さい。

食道がん(食道癌)の治療
食道がん(食道癌)の治療法は「外科療法(手術)」が中心となります。他に「化学療法(抗がん剤)」「放射線療法」があります。 外科療法にはさまざまなものがあり、がんの進み具合(病期)やがんの部位、患者さんの年齢、合併症の有無などから判断されます。

食道がん(食道癌)の治療−内視鏡的治療
リンパ節転移の可能性がないと考えられる早期食道がん(0期)は手術をせずに内視鏡的による切除が可能です。ただしがんが粘膜内に留まっていても大きく拡がっている場合には内視鏡的治療が難しいときもあります。
内視鏡的粘膜切除術後は、切除した癌組織を顕微鏡で詳しく調べ、がんが粘膜固有層までに留まっていればリンパ節転移の可能性がほとんどないためここで治療は終了します。
しかし、粘膜下層までがんが浸潤している場合にはリンパ節に転移している可能性があるため放射線療法(+抗がん剤)が行われる事になります。

食道がん(食道癌)の治療−外科手術療法
食道がんの標準的な治療で、がんを含めて食道を手術で切除します。適応となるのはI期〜III期までの食道がんで、IV期の場合には外科手術は行われません。
また、高齢で体力的に手術に耐えられないと判断された場合や、心臓や肺などに合併症があり手術が困難な場合にも適応とならない場合があります。
食道がん(食道癌)の場合、がんの発生部位により手術の方法が異なってきます。
また手術の結果起こる合併症が少なからずあります。肺炎は20%程度、縫合不全20%程度、胃・肝臓・心臓などの障害が5%以下で、さらに死亡に繋がる確率は全体で2%程度あります。手術前から合併症がある場合にリスクが高くなりますので、手術前には医師と手術をやる理由、手術の術式や予想される時間、リスクなどについて確認する必要があります。

頸部食道がんの外科手術
食道がんが、頸部に留まっていて周囲への拡がりが無い場合には頸部食道のみを切除すると同時に頸部リンパ節の切除(リンパ節郭清)も行います。小腸の一部を移植して食道を再建します。
がんが喉頭(のど)の近くまで拡がっている場合には頸部食道とともに喉頭も切除し、小腸の一部を移植します。喉頭を切除してしまうため声帯が失われ声が出せなくなります。その場合には代用音声を用いることになります。また呼吸機能も失われるため気管の入り口を首(頸部)の皮膚につなげて気管孔をあけることになります。
胸部の食道にまでがんが拡がっている場合には胸部食道も切除する必要がでてきます。この場合、胃を食道の代わりとして用いる再建術が行われます。

胸部食道がんの外科手術
胸部食道がんの場合には、胸を大きく開いて胸部の食道全てを切除すると同時に胸部リンパ節郭清を行います。
ほかに頸部と腹部を切開して食道を引き抜く方法もありますが、食道周囲のリンパ節郭清ができないというデメリットがあります。
最近では胸腔鏡を使って開胸せずに胸の中のリンパ節を切除する方法も試みられています。胸部食道がんでは、腹部や頸部のリンパ節にも転移をおこすことが多いので、腹部や頸部のリンパ節も郭清します。
食道を切除した後、胃を管状に成形して持ち上げ残った頸部食道とつなぎあわせます。

腹部食道がんの外科手術
腹部食道がんの場合には、左側を開胸して腹部食道と食道とつながる胃の噴門部という部分を切除して、残った食道と胃をつなぎ合わせる手術が行われます。

食道がん(食道癌)の治療−放射線療法
放射線療法は高エネルギーの放射線を使ってがん細胞を殺す治療方法です。
食道がんの場合、以前は術前あるいは術後に予後の改善を目的とした放射線単独での治療が行われてきましたが、その後の研究の結果、予後の改善が認められないうえ、術後合併症の増加を招くことも多いことがわかってきたため、現在では放射線療法を単独で行うことは一般的ではありません。
通常は抗がん剤と併せて行う放射線化学療法が行われます。しかし、抗がん剤の副作用が強く出てしまう、高齢者、合併症があるなどの理由で抗がん剤が使えない場合には単独で放射線療法が行われることがあります。
また、骨への転移のための痛み、脳転移の神経症状、呼吸の苦しさなどの症状を緩和する目的で放射線療法が行われることがあります。
正常な細胞に放射線が照射されると正常な細胞がダメージを受け副作用が出ることがあります。副作用には治療中又は治療直後にでるものと、半年〜数年後にでてくるものとがあります。

食道がん(食道癌)の治療−化学療法(抗がん剤)
遠隔転移などのために外科療法で切除しきれない場合や、手術後にがんが再発した場合、放射線が照射できない場合には化学療法(抗がん剤)による治療を行います。化学療法を行う場合には、複数の抗がん剤を組み合わせた多剤併用化学療法が行われる事が多くなります。

食道がん(食道癌)の治療−放射線化学療法
手術ができない患者さんだけでなく、I〜III期の患者さんにも適応できる治療法として最近注目されつつある治療法です。
この治療法は放射線療法と化学療法を同時に進めていく方法で、この療法により手術をしなくても治る患者さんが増えてきているという報告もあります。

強力な化学療法(抗がん剤)/放射線療法の副作用対策
強力な化学療法や放射線療法を行えば当然副作用も強く、白血球の減少による感染症、血小板の減少による出血などがおこりやすくなります。白血球や赤血球、血小板などが低下することを骨髄毒性(骨髄抑制)といいます。
骨髄抑制により身の回りを清潔に保ちウイルスや細菌などの感染を予防する必要があります。また免疫の低下により帯状疱疹もできやすく、しかも悪化しやすくなります。
治療中は規則正しい生活を送り、免疫力を維持すること、および骨髄抑制からできるだけ早く回復するよう心がけが必要となります。
抗がん剤治療の副作用を軽減し、QOL(生活の質)を維持・向上することを目指した治療について関心がある方は
食道がん (食道癌)治療の無料相談よりお問い合わせ下さい。